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2008年10月13日

コロー展

神戸市立博物館で開催中のコロー展に行ってきました。
意外に混んでないです。
コローという画家の画はしっとりと心に染みる、素直にいい画です。
コローの名を知らない方や、美術に詳しくない方も充分に楽しめるものだと思いますので、お近くの方はぜひ。

さて、私は、コローは植物の人だと思います。
この展覧会でその思いを新たにしました。
人物画でも、背景に植物があるかどうかで人の生気が全く違う。
特に、ベールのように、さりげなく配置された草葉や野草は、真珠よりも描かれた女性の美しさを引き立てていると言えるでしょう。

展示の構成では、コローの作品の隣に、その作品に影響を受けた他の画家の作品が配置してあり、非常に面白く発見がありました。(シスレー、モネ、ルノアール、マティス、カンディンスキー…)
コローとは、近代西洋絵画の根であると感じた次第です。

そして、コローのモナリザの隣に“コローが影響を受けた画家”であるダ・ヴィンチのモナリザが展示してあったなら、コローの絵画における影響関係のINPUT/OUTPUTが更に深く理解できたでしょう。
心残りはそれだけです。
って、ホンマに展示してあったら、落ち着いてコローを見られないので、いいですけどね。(笑)


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